想伝開来室

室方針/委員会方針

基本方針

JAYCEEの志と組織の機微を追求し、未来を想い描く心を運動の原動力に変えると共に、能動的かつ積極果敢な国際交流を通じて新たな伝統を刻み、グローバルな人財開発へ挑戦しよう。

室 長
窪  智敬

想伝開来室  室方針

 長野青年会議所は、おらがまちをより良くしたい一心で運動を推進してきました。しかし近年、学びと交流が制限されたコロナ禍の影響により、今もまだ青年会議所運動が持つ本質への理解が深まり難い現状があります。また、誰もがより住み良いまちの実現へ向けて、民間外交による交流の継続と多様な価値観を認め合う市民の意識向上が求められます。
 当室では、青年会議所に根づく文化的機微を紐解き、メンバー相互に見識を高める機会を創出します。その上で、より明確な理念をかたちづくり、一人ひとりの責任感ある行動とおもいやりの意識を高め、未来を牽引する組織として確固たる存在意義を示します。さらには、姉妹JCと友好JCと共に、歴史ある国際交流によって篤い友情を培ってきた我々だからこそ、平和を紡ぐ力を発揮させ、より未来志向のネットワークへ発展させます。そして、持ち得る強みを最大限に展開し、市民の国際理解と郷土への誇りを醸成させ、真の国際都市への歩みを進めます。
 人とまちの未来を描き、共に成長を遂げる為に誠心誠意の尽力をいたします。

委員長
若林 裕士

未来ビジョン委員会  委員会方針

 70年の歴史を刻む長野青年会議所は、昨今の社会停滞の中でも止まることなく運動を続け、次の10年へ向けて新たな歩みを進めます。一方で、コロナ禍によりメンバー相互の交流や学びの機会は減少し、組織の伝統的な機微が失われつつあります。だからこそ全メンバーが、組織理念とビジョンを共有した上で、青年会議所の本質を理解し運動に邁進することが必要です。
 当委員会では、先達から脈々と受け継がれる歴史と礼儀・仕来りを伝え、加えて現代に即した心意気として形作ることで、機微が持つ重要性を説きます。その上で、まちの将来像とリーダーシップ開発に対してメンバー間の議論を促すことで意識変革に取り組み、青年会議所が持つ本質の理解を深めます。そして、事業の方向性や在り方を再認識する為に、我々の運動を外部に展開して検証します。
 「我々こそがナガノの未来を背負う気概を持ち、リーダーシップを発揮して新時代の先駆けとなる」という想いを、次代へ伝承する志として確立することが、明るい未来を描く確かな一歩になると信じ取り組んでまいります。

委員長
中川 広三

国際交流委員会  委員会方針

 昨今、長きに亘る民間外交において制限が課され、メンバーや子ども達の活動意欲が抑制されました。本来異国文化に触れ、興味を持ち、学び、体験することで国際的視野を養うはずの機会が失われ、国際都市「NAGANO」を担う次世代のグローバル人財への成長を停滞させ、選択の幅を狭めています。
 そこで我々が、民間外交の担い手である使命を汲み取り、先達が培われた姉妹・友好JCとの友情の歴史を紐解き、コロナ禍によって阻まれた濃密な交流を再開することで、メンバーに異文化了知を促します。そして、子ども達に国際交流の実体験を通し、異文化に触れ感受性を磨く機会を提供することで、国際的な観点で未来を拓ける人財を開発します。延いては、自国文化を理解し誇りを持って愛で主体的に世界に発信できる次世代のグローバル人財育成の端緒を開き、加速度的に未来志向かつ新しい行動の選択肢をもたらします。
 世界情勢が変化し岐路に立つ今だからこそ、国際交流の歯車を再び動かすことの肝要さとその責任を自覚し、強固な覚悟のもと真摯に取り組んでまいります。