共生室

室方針/委員会方針

共生室  室方針

室長 松本 拓城

 1953年の創立以来、常にまちづくりの“スターター”として、変革の一歩を踏み出す役割を担うとともに変化する社会を牽引するリーダーにふさわしい資質の育成と成長の機会を提供してきました。昨今、不確実性が高まり、先の見えない時代において、私たち会員に求められているのは、相手の立場に立って考え、心を込めて寄り添い人を結び、みらいを育む包容力ある姿勢、まさに「おもてなしのリーダーシップ」です。
 当室ではリーダーが単に指示を出すのではなく自らが率先して動き、その背中で仲間の心を動かす。そうした行動が信頼を生み、組織に力をもたらします。多様な価値観が交錯する時代だからこそ、自分のものさしだけで測らず、共に学び、挑み、支え合う関係性をいかにして実現するかが求められています。
 私たちの運動は、みらいへの確かな一歩とするために、一人の力では届かない理想と志を共有する仲間と互いを尊重し合い支え合う文化を力強く根づかせ、新たな時代の礎とする時がきたのです。

共生室  室方針

アライアンス共感委員会

委員長 清水 亮

 長野青年会議所は、例会や大会参加により知見を深め、広域的なつながりを築くことで、まちと組織を発展させてまいりました。しかし、近年例会や大会の参加率低迷が見られ、参加する意義や必要性が十分に浸透していない現状があります。
 当委員会は「成長と共感」を主軸に、人と組織が共に高め合える場を体現し会員の参画を促してまいります。例会を単なる行事ではなく、学びの深化の機会とし、発表者と参加者が相互に敬意を払い、尊重し合える環境づくりに努めます。また、各委員会と連携し全ての会員に寄り添う、思いやりの姿勢を大切にし、共感を得られるよう取組んでまいります。さらに、大会への参加を自己研鑽の機会として捉える意識を醸成するとともに、出向者を組織全体で支える体制の構築を目指します。出向活動で得られたつながりや知見を共有し、新たな世界を拓く勇気を多くの会員が持てるようにします。
 会員一人ひとりが成長の機会を活かし、全ての人と連携し共感をもって寄り添うまちのリーダーとなるよう、互いを尊重し想い合う文化を力強く根付かせます。

みらい共育委員会

委員長 小林 巧

 長野青年会議所は、いつの時代も明るい豊かなみらいを描きまちづくり運動を推進してきました。我々は変わらぬ使命として学びと成長の場を提供し続けていますが、ひととまちの課題は常に変化します。明るい豊かなみらいを実現するためには、社会や地域に柔軟に対応し、市民の声を取り入れながら、まちを担う次世代のリーダーを育てていく必要があります。
 当委員会では「おもてなしのリーダーシップ」に着目し、相手を想い、心から尽くす精神を育みます。誰かのために尽くす喜びを実感しながら、会員一人ひとりが率先して行動することにより、人間力が高まり、互いを尊重し支え合う組織文化が育まれます。さらに、対話と傾聴を重ねる中で、多様な価値観を受け入れ共感を育み、おもてなしの心を原動力としたリーダーシップを通じて、関わるすべての人が輝き、みらいへの希望を実感できるよう市民の声もしっかりと聞き住まうまちのみらいに継承していきます。
 創立70周年未来ビジョン達成に向け、会員一人ひとりが時代や地域の課題を受け止め、この組織が本来の真価を発揮できるよう、全身全霊で運動を邁進してまいります。