伝播室

室方針/委員会方針

伝播室  室方針

室長 北島 謙治

 長野青年会議所は、様々な「挑戦」とその中で受け継がれている伝統の「承継」を繰り返してきました。今後もまちの発展に寄与し、組織としての真価を発揮するためには、時代によって異なる情勢変化に対応することが求められています。
 そこで当室では、次代を担う若者に対して失敗を恐れず様々なことに挑み続ける勇気や、他者と共生していくことの重要性を学ぶ機会を創出します。生きていく上で強い心を持つ子どもを育てることで、まちを牽引していく未来のリーダーを育成します。また、二十年以上に亘り紡がれてきた長野灯明まつりの平和を祈る灯を絶やすことなく承継し、平和への願いをまちだけに留まることなく世界中の人々へ届けるとともに、自立し今後も持続可能なまつりへと昇華させ、今まで以上に多くの皆様から一目置かれ、日本を代表する冬の祭典としていきます。
 当室では当会議所の魅力である「NAGANO JC PLAN 80 ~Dream of Youthプロジェクト~」と長野灯明まつりをより多くの人びとへ伝播することで、これまで以上に組織の真価を発揮し、まちのさらなる発展へと寄与します。

委員会方針

GRIT共創委員会

委員長 多田 了

 近年では高度情報化やグローバル化といった社会環境の急速な変化により、子どもたちに求められる規範意識や感性は以前よりも多岐に亘る中、地域との連携教育の希薄化が顕著であり、生きる上で大切な「心の強さ」を子どもたちが学ぶ機会の減少が危惧されます。
 困難な状況下において、子どもたちが思い描く明るい夢を実現するためには、道徳心や粘り強く物事に取り組む力を発揮することが必要不可欠であることから、当委員会では子どもたちに「心の強さ」を醸成する機会を提供し、〝Dream of Youthプロジェクト″の3年目としてGRIT 即ち やり抜く力を題材にこのまちの子どもたちの内面を磨くことに焦点を当てた運動を推進します。過酷な状況下でも努力を継続することの大切さ、倫理観や道徳に基づいた行動の重要性を子どもたちと共に学ぶことで、子どもたちの情緒や実行力の成熟を促します。
 雲外蒼天を心に刻み、夢や目標の達成のために必要な粘り強く継続する力を次代のリーダーと共創することで、このまちの輝かしい確かな未来に寄与します。

灯明委員会

委員長 宵野間宏秋

 長野青年会議所が事務局運営を執り行う長野灯明まつりは、1998年長野冬季オリンピックの理念である「平和への願い」を継承して始まりました。その後、二十二回もの継続開催を経て、現在では平和の願いに加え、長野の魅力を広く発信する冬の風物詩となっています。そのうえで、日本が誇る冬まつりとなるよう長野灯明まつりを発展させ、さらにはより世界に認知される国際的なまつりを目指すことが重要になります。
 そこで当委員会では、長野灯明まつりを世界を代表する冬の祭典へと成長させるために、外部団体との連携の強化を図り、より多くの方に興味をもっていただく事業を展開することで、世界中の皆さまに当まつりの魅力を感じていただく機会を創出してまいります。また、長野灯明まつり開催の意義と真価を再認識し、将来にわたって「平和への願い」を発信することができる事業を推進します。
 まちを代表する長野灯明まつりの魅力を長野市に留まることなく国内外へ伝播し、一目置かれるまつりへと昇華させるべく粉骨砕身の精神で邁進してまいります。