2024年度
長野青年会議所
70周年未来ビジョン
私たち長野青年会議所は創立70周年を迎えるとともに、 新型コロナウイルス感染症( COVID-19の影響によって時代も大きな転換期を迎えました。今日に至るまで青年会議所運動を続けることができたのは、他ならぬ先達の想いと情熱と行動の積み重ねであり、そしていつの時代においても 運動
の根源にあるのは「明るい豊かな社会の実現」を目指すための明確なビジョンです。我々の組織運営は単年度制であるため 不連続の連続と言われ ており、一般社会と比べ運営が難しい組織ではありますが、10年後のまちが、ひとが、組織が、どのような輝かしいものになっていて欲しいのか、常に理想を掲げ 、理想の現実に向け力強く 青年会議所運動を推進しなければなりません 。 しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )の流行により、今までの常識が大きく変わる時代へと移り替わりました。混沌を極める現代だからこそ、今まで推進してきた青年会議所運動も、今後、10年後の未来に向けて残さなければならないものはしっかりと継承しつつ、変えていかなければならないものを慎重に選定し、新たな運動、組織へと変わっていかなければなりません。そこで、10年後のビジョンを掲げる際、目の前の課題を一つ一つクリアしていくための道筋を立てるのではなく、若者らしい大胆な発想で輝かしい未来を描くことが必要であり、そのためには全メンバーが一丸となって考え、このまちの目指すべき姿を共に描く必要があります。
の根源にあるのは「明るい豊かな社会の実現」を目指すための明確なビジョンです。我々の組織運営は単年度制であるため 不連続の連続と言われ ており、一般社会と比べ運営が難しい組織ではありますが、10年後のまちが、ひとが、組織が、どのような輝かしいものになっていて欲しいのか、常に理想を掲げ 、理想の現実に向け力強く 青年会議所運動を推進しなければなりません 。 しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )の流行により、今までの常識が大きく変わる時代へと移り替わりました。混沌を極める現代だからこそ、今まで推進してきた青年会議所運動も、今後、10年後の未来に向けて残さなければならないものはしっかりと継承しつつ、変えていかなければならないものを慎重に選定し、新たな運動、組織へと変わっていかなければなりません。そこで、10年後のビジョンを掲げる際、目の前の課題を一つ一つクリアしていくための道筋を立てるのではなく、若者らしい大胆な発想で輝かしい未来を描くことが必要であり、そのためには全メンバーが一丸となって考え、このまちの目指すべき姿を共に描く必要があります。
■3C の精神
70周年未来ビジョンは、未来に向けてまちとLOM の 目指すべき姿 を思い描き構築します。そのため、直近の指針とするのではなく、10年 後 の方向性を示すビジョンとしますが、その時々の社会変容を踏まえ様々な運動ができるように、具体的な戦略は示しません。そこで、方向性のみ70周年時に定め、時の現役メンバーがビジョンをもとに 運動を柔軟に推進することができる ビジョンを構築します 。尚、まちビジョン、LOMビジョン共に「変化させなければならないこと」については、未来に向けて青年らしい発想で果敢に挑戦するとともに、多種多様な 団体 と連携して運動を推進していかなければならないと考え、CHANGE(変革)、CHALLENGE(挑戦)、CHAIN(つながり)という3Cの精神を行動指標とし構築します。
まちに対する3C
■CHALLENGE(挑戦)
長野市 には独自の資源や魅力が多くあるにも関わらず、県内外 での 認知は十分とはいえません。我々の運動によってそれらを見つけ出し、県内だけでなく全国に向けて果敢にCHALLENGEすることは、 まち が発展する 契機となります。
■CHANGE(変革)
我々は今、未知なるウイルスへの対応、世界各地で起こる紛争、物価の急激な上昇等、誰も予測し得なかった時代の転換期に立たされています。明るい豊かなまちの未来を描くためには 残す べきもの、 変えなければいけないもの 、 様々なことに対して勇気を持ってCHANGEしていく必要があります。
■CHAIN(つながり)
長野県は日本列島の中心に 位置しており、都心までのアクセスも 良く 、商業、産業、観光業等様々な分3野において好立地と言えます。他方で、様々な魅力的な資源があるものの、それらを活かしきれていな野において好立地と言えます。他方で、様々な魅力的な資源があるものの、それらを活かしきれていない現状もあります。地域、ものい現状もあります。地域、もの、ひとをCHAINすることで地方創生の、ひとをCHAINすることで地方創生の先頭を走ります。先頭を走ります。
LOMに対する3C
■CHALLENGE(挑戦)
全国的に見ても長野青年会議所 が BIGLOMだと言われ続けているの には、先達が作り上げた確固たる地盤と、現役メンバーが創り 出す地域に根差し た運動の推進 があるからです。現状に満足するのではなく、更なる飛躍をするために、ひと、組織が 持つ 可能性 にCHALL ENGE することで 、長野青年会議所運動を最大限引き出 すことができます 。
■CHANGE(変革)
長野青年会議所の歴史を振り返ると、70年もの間、時代に沿った素晴らしい事業を展開 してまいりました。しかし、急速に物事や価値観が変化していく現代に対応するためには、若者らしい大胆な発想でひとや 組織 の 意識をCHANGEしていくことにより、未来永劫長野青年会議所の運動を継続することができます。
■CHAIN(つながり)
長野青年会議所は自治体や商工会議所のみならず、日本青年会議所や世界の同志とも深い関係を結び、
その伝統は今なお続いています。我々の運動は対内だけに目を向けるのではなく、広い視野を外に向け
ることでその 本領が発揮されます。今後も積極的に多 種多様な団体とCHAINすることで青年会議所
運動を更に醸成することができます。
CHALLENGE
【 まち 】 我々の運動によって長野の魅力を見つけ出し、まちが発展する契機を創出する。
【 LOM 】 長野青年会議所が更なる飛躍をするために、 ひと、組織がもつ可能性に挑戦する。
【 LOM 】 長野青年会議所が更なる飛躍をするために、 ひと、組織がもつ可能性に挑戦する。
CHANGE
【 まち 】 残すべきもの、変えるべきものを選定し、より良い長野のまちへ変革する。
【 LOM 】 伝統を継承しつつ、持続可能な組織に変化させる。
【 LOM 】 伝統を継承しつつ、持続可能な組織に変化させる。
CHAIN
【 まち 】地方創生の先頭に立つべく、地域、もの、ひとを繋げていく。
【 LOM 】積極的に多種多様な団体と連携し、青年会議所運動の最大化を図る。
【 LOM 】積極的に多種多様な団体と連携し、青年会議所運動の最大化を図る。
結果、“明るい豊かな社会の実現”につながります。
まちビジョン
POWERFUL CITY NAGANO ~時代を牽引する地方都市の確立~
創立70周年を迎えた長野青年会議所が10年後に向けて、新たな時代を切り拓くまちづくり 運動 を行っていくためには、 地域との連携が必要不可欠であり、特に産学官民の四位一体となった運動が必要です。
新型コロナウイルスの影響により、 首都圏中心の社会の在り方が見直される一方、 地方都市が注目されるようになりました。 長野市は 都心部とのアクセスの良さやワーケーションに富んだ環境の 豊かさから、地方都市の 第一線 に立ち、今後の日本を根幹から支え、 時代を 牽引することができるまち になる可能性を秘めています。
しかし、長野市の 生産人口(15歳~64歳)及び年少人口(15歳未満)は年々減少傾向にあり、老年人口(65歳以上)が増え続けているのが現状です。将来の生産人口を増やすとともに、 地域を牽引する人財を育成する取り組みに急を要しています。 また 、 観光産業 においても新型コロナウイルスや災害の影響により大きな影響を受けています。 一方で、善光寺や戸隠神社といった文化的遺産や 温泉地などの観光地 への観光客は戻りつつあり、 活気を取り戻すチャンス であることは確かです。
長野市は近年、災害が多いことや地球温暖化の観点より、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの導入を進めて おり、 10年後にはより多くの家庭や企業が、自然エネルギーを利用するようになる可能性があります。さらにデジタル技術の進化、IT産業へ力を入れることにより、様々な分野で新たなビジネスやサービスが生まれることが期待されます。以上のことから、長野市が今後も発展を続け、より魅力的な まちになっていく可能性 を重視し、長野市の未来を見据えたビジョンの構築を行いました。
新型コロナウイルスの影響により、 首都圏中心の社会の在り方が見直される一方、 地方都市が注目されるようになりました。 長野市は 都心部とのアクセスの良さやワーケーションに富んだ環境の 豊かさから、地方都市の 第一線 に立ち、今後の日本を根幹から支え、 時代を 牽引することができるまち になる可能性を秘めています。
しかし、長野市の 生産人口(15歳~64歳)及び年少人口(15歳未満)は年々減少傾向にあり、老年人口(65歳以上)が増え続けているのが現状です。将来の生産人口を増やすとともに、 地域を牽引する人財を育成する取り組みに急を要しています。 また 、 観光産業 においても新型コロナウイルスや災害の影響により大きな影響を受けています。 一方で、善光寺や戸隠神社といった文化的遺産や 温泉地などの観光地 への観光客は戻りつつあり、 活気を取り戻すチャンス であることは確かです。
長野市は近年、災害が多いことや地球温暖化の観点より、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの導入を進めて おり、 10年後にはより多くの家庭や企業が、自然エネルギーを利用するようになる可能性があります。さらにデジタル技術の進化、IT産業へ力を入れることにより、様々な分野で新たなビジネスやサービスが生まれることが期待されます。以上のことから、長野市が今後も発展を続け、より魅力的な まちになっていく可能性 を重視し、長野市の未来を見据えたビジョンの構築を行いました。
戦略1(社会)未来への架け橋 〜長野市の青少年育成 と地域活性化 〜
我々が住まうまち長野をより良くするために、青少年育成、人口政策、まちづくり事業、観光業などの分野に注力し、 地域の活性化に寄与します。そのために、80周年に向けて次代のメンバー 一人ひとりが、それぞれの想いを繋げていき、掲げたテーマに沿ったまちづくりを行います。
▶1-1
長野青年会議所は長きに亘り青少年育成事業に取り組んでまいりました 。各年度の理事長の方針により事業の内容は様々ですが、長野の未来を担う子どもたちに多くの成長の機会を与えたいという想いは共通しています。そこで、今後10年間の青少年育成事業に関するプロジェクトを立ち上げ、広く対外に発信することで長野青年会議所の新たなブランディングを創出します。尚、事業内容は従来通り、時の理事長や担当委員長の事業方針に則りますが、プロジェクト名のみを引き継ぐ形とします。明るい豊かな社会の実現をするためには、青少年育成は必要不可欠であり、若い人財の育成に取り組むことで、地域の将来を担う人財の育成に繋げます 。
- 1.対外に向けて我々の運動のブランディング を創出するために 、 10年間 の青少年育成事業に関するプロジェクトを発足します。
- 2.青少年の学力向上や技術的なスキルを獲得するために、 高品質で包括的な教育環境を提供し、学習意欲を促進します。
- 3.芸術や文化活動は創造性や表現力を養う上でとても重要です。青少年に対して音楽、美術、演劇などの文化活動の魅力を伝え 、才能や興味を醸成するための支援をします 。
- 4.スポーツは健康な生活習慣の形成やチームワーク、リーダーシップの育成に大きく影響を与えます 。青少年がより効率よく成長 するためにスポーツ施設やプログラムの整備を行うとともに、アウトドアとスポーツを融合させるなど、様々なスポーツの 在り方を考える機会を提供します。 さらに、幅広い世帯の青少年に平等な機会を提供し、より身体的・精神的 ・健康的 に良好な運動を促進します。
- 5.ボランティア活動や地域イベントへの参加、リーダーシップ育成プログラムなどを通じて、 青少年の社会への積極的な参画意識を高め、社会貢献の意識を醸成します
▶1-2
国際都市長野を推進し続けてきた我がまちにとって、地域に住まう外国人や、外国人観光客とのコミュニケーションを 積極的に図ることは、多文化共生の大きな一歩であると考えます。また、外国人が暮らしやすい 、訪れやすい 環境を整備し、長野市を国際交流の拠点として発展させます。そのために、国際交流を目的としたイベントやワークショップの開催や、外国人を受け入れるためのインフラ整備やサポート体制の整備を進めます。国際交流の推進によって、多様性に特化した都市となり、外国人の受け入れや国際会議の開催等を通じて国際都市としての地位向上を目指します 。
戦略2(経済)未来への投資 〜長野市の魅力が生み出す経済力〜
我々が住まうまち長野の経済力を向上させ長野市民の生活水準を高めるためには、経済の循環が必要となります。固定概念に囚われることなく、大胆に自らの領域を超える新たなイノベーションを創出し、豊かな未来に向けステップアップしていく必要があります。
▶2-1
長野市は美しい自然環境に囲まれており、魅力豊かなまちです。今後の更なるインバウンド事業を発展させるため、アクティビティやアウトドア体験等の観光資源を活用したまちづくりを進めるとともに、歴史的な建造物や伝統文化 を活用する 観光プログラムを充実させることで、県内外及び世界に周知される長野を発信します。
2-2
IT企業が多く集まる特性を活かし、IT技術を活用したまちづくりの推進によるスマートシティ化(信州シリコンバレー構想の先駆け) の実現に向けて効率的かつスマートなまちづくりを目指します。さらに、IoT技術やAI技術を活用し、市民の生活がより便利で快適にな ることで暮らしやすいまちとなり、県内外及び世界中の観光客や移住者の流入が促進されることで人口増加を目指します。
戦略3(環境)未来への基盤 ~持続可能なまち長野〜
社会、経済の好循環が形成され、維持するためには、我々が住まうまちの環境維持が必要不可欠となります 。いつの時代も災害が起こるタイミングは分かりませんが、災害に直面したとき、その備えや準備が現時点で十分に整っているとはいい難く、有事に対しては災害が起きた時に考えるのではなく、 地域に住まう一人ひとりが常日頃から命を守るための行動をとるために、防災・減災の意識を高める必要があります。また、地方都市ならではの広大な土地や自然を活かした、環境エネルギーに関する取り組みに特化することで、都心部との差別化を図るとともに、持続可能な社会モデルとなることがまちの魅力を向上させます。
3-1
長野市は自然に恵まれた地域であり、自然環境に配慮したまちづくりを進めることが求められます。特に、太陽光や風力発電などのグリーンエネルギーを活用したまちづくりを進めることで、地球環境に貢献するまちづくりの担い手になることができます。さらに、脱炭素化社会の実現に向けて、市民や企業へグリーンエネルギーを導入するための支援策を提供 するとともに 、自然エネルギーを活用するためのインフラ整備を進めることで、エコロジカルな生活を提案し、環境保護の意識を高める取り組みを進めます。
3-2
長野市は自然災害が多く、2019年に は 台風19号災害 により甚大な被害を受けており、改めて災害時の迅速かつ的確な行動 の必要性が浮き彫りとなりました 。一人ひとりが速やかに命を守るための行動をとるために、防災・減災の意識を高める啓発活動や、自治体と連携し災害時の情報提供などの支援体制を確立し、防災力・減災力を強化する取り組みを進めます。
LOMビジョン
POWERFUL BY JCI NAGANO~最先端を走る地方LOMの確立~~
本年度、長野青年会議所は 創立 70周年を迎え、 創立 80 周年 に 向けた 新たなLOMビジョンを指針に動き始めます。 長野青年会議所が、まちのリーダーが集う団体としてこれからも時代を牽引し、明るい豊かなまちの実現に 向けて運動を推進していくためには、所属しているメンバーが 今まで以上に団結し、 同じ目標に向かって取り組んでいく必要があります。また、目の前の問題だけに囚われるのではなく、継続的かつ発展的な組織運営を行うとともに 、 多種多様なメンバーを受け入れ、常に先進的な視点や見識を持つメンバーを育成することで、誰もが活躍できる組織を目指します 。
1.未来を繋ぐ リーダーの育成
長野青年会議所は、これまで対内外に向けてアントレプレナーシップやアダプティブリーダーシップ、社会人基礎力を向上するための事業に取り組み、市民やメンバーの能力を高める運動を推進してまいりました。 10年後を見据え、最先端な組織となるためには、常に新しいアイデアやアプローチを生み出すための創造性を育成する必要があります。そのためにも、メンバーに対して創造的な問題解決やアントレプレナーシップのスキルを育成する機会を提供し、組織全体のイノベーション力が国内随一のLOMを目指します。
2.未来を創る 次世代の経営者の 育成
多種多様な人財が集まる長野青年会議所だからこそ 、知識や経験を一人でも多くのメンバーに伝え 、 地域コミュニティの活性化に貢献し、地域の魅力を活かしたまちづくり事業を推進できます。今後さらに地域の活気を高める役割を果たすためには、次世代の経営者、企業次世代の経営者、企業家家の発掘・支援、スキルアップの場を提供し、キャリア形成を図ることで、メンバー一人ひとりの資質を向上させ、より強固なまちづくり団体へと発展させます。
3.未来を 導く 多様な人財
青年会議所運動は、壮大な夢と自由な発想を持ち、リーダーシップを発揮することでより良い地域や社会を創ることを目的としています 。長野青年会議所が今後より良い長野のまちを創り上げていくためにも、多様性を尊重し、性別、国籍、文化に関係なく入会できる環境を創出し、 先進的な視点や見識を取り入れることで、誰もが活躍できる組織を目指します。
4.未来を見据えた 技術の 展開
我々はスターターとして、常に時代の潮流を読み取り先進的な取り組みを行ってまい りました。技術革新のスピードが加速するこれからの時代においても常に新しい技術に対してアンテナを張り、最先端の技術を取り入れることで、適切なツールを活用しながら組織力の向上を図るとともに、我々の運動を広く伝播し長野青年会議所のブランド価値向上と運動の最大化を図ります。
5.未来に向けて 発展 する 組織
長野青年会議所は2012年に特例民法法人から公益社団法人へと移行し、 今日まで 運動を推進してまいりました。 これからも 、長野青年会議所がより良いまちづくり、ひとづくり団体として存続していくためには 、 メンバー一人ひとり の成長は勿論のこと、組織としても成長を図る必要があります。そのためにも、 メンバーの能力を発揮できる環境を整備するとともに、 如何なる社会環境下においても柔軟に対応し、未来に向けて発展し続けられる組織体制を構築していきます。
「常識を超え、未来の地平線を鮮やかに切り拓く 」
長野青年会議所70周年未来ビジョンのテーマ「GAMECHANGE」を直訳すると“物事の状況や流れを変える”という意味になります。伝統を重んじることは大事ですが、現在の変化が激しい時代においては、前例踏襲で運動を続ける限り、まちや人が求めているニーズと乖離が生まれ、組織の魅力は低下し、運動の推進力も停滞していくことが予想されます。我々にはこのまちを変える力があり、変えなければならない団体です。 創立70周年という歴史のもと、長野青年会議所は10年後に向けて、常に未来を捉えた運動を推進し、時代の先駆者となることで地域社会の発展に寄与し続ける団体 でありたいという固い意志から、このテーマを策定しました 。その上で、70周年未来ビジョンは「まちビジョン」「 LOM ビジョン」の2つから構成されております。まちビジョンにおいては、「社会」「経済」「環境」の3つの分野を軸とした戦略を立て、長野市が今後も発展を続け、より魅力的な都市になっていくためのビジョンを構築しております。また、LOMビジョンに お いてはメンバー一人ひとり、長野青年会議所という組織が今後も成長し続けるために必要と考える戦略を後も成長し続けるために必要と考える戦略を5つの視点から構築しております。まちビジョン、LOMビジョンに共通していることがあり、全ては未来に向けたメッセージであるということです。目先の課題解決や実現可能な運動を行っていては、このまちを変えることはできません。このまちを変えるには、ヤングブルーの精神のもと、我々が壮大な夢を描き、常に時代の先駆者として、一人ひとりが主役となり能動的かつ革新的な運動を推進することが必要です。そして、我々の運動の推進力が高まることがまちの希望となり、未来への懸け橋になります。創立70周年はあくまでも未来に向けた一歩を踏み出したに過ぎません。このビジョンを実現させれば、我々が住まうまちが、メンバー一人ひとりが、そして長野青年会議所という組織が更なる成長を遂げるはずです。未来を待つのではありません。常に未来を仕掛けることで、明るい豊かな社会の実現に向け運動を推進してまいります。