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2023年度

長野青年会議所

未来ビジョン

60周年ビジョン 「光溢れる我がまち長野」~みんなで創る確かな未来~

~​まちビジョン~

人が輝き、活力・魅力溢れた『長野』を創る

 今私たちが住む長野は、少子高齢化、人口減少による中山間地域での過疎化の進行、社会基盤を支える生産年齢人口の減少、中心市街地の空洞化、地方分権による都市間競争の激化、新幹線金沢延伸による通過都市化への懸念、観光交流人口の伸び悩みなど様々な課題を抱えています。
 私たちが住む長野は、四方を美しい山並みに抱かれ、日本アルプスの清流を集める詩情豊かな河川に囲まれ、四季折々の大自然からの恩恵を受けつつ、善光寺平を中心に「善光寺の門前町」として栄えました。また松代、戸隠、川中島など全国的にも知られた歴史的名所を有した「観光都市」としての資源を有しています。
 私たちが住む長野は、冬季オリンピック、パラリンピック、スペシャルオリンピックスの開催地となったことで有している高速交通網や各施設などの「社会資産」、未だ長野市民に根付く「ホスピタリティ精神」「ボランティア精神」等の「心の資産」を有している「国際都市」です。
 私たちが住む長野は、長寿世界一や都道府県別幸福度ランキング(日本総合研究所)で1位になる等他地域の方々から高い評価を頂く、真の豊かさを追求出来る大いなる可能性を秘めた「まち」です。
 これらの国際的、全国的、歴史的、人的なまちの資産を活用して確固たるブランドを確立し、誰にでも、どこにでも「誇れる長野」にすることで、多くの人々の夢を実現出来る光溢れたまちにしたいと考えます。
 その為に、我がまちの「魅力」をしっかりと認識、発信し、磨かれた「人」を通じてこれから新たに創られる「活力」を戦略的に結びつけることが必要であると考え、「誇れる長野」「確かな長野」「輝く長野」の3つの戦略を構築しました。

誇れる長野

「人と人とを結ぶ文化・スポーツ・観光」
我がまち長野は、「オリンピック開催都市」「善光寺を中心とした門前町」という歴史に裏付けされた確かな資産を有しています。また新たに建て替えられる大規模施設、盛んになるプロスポーツ、新幹線延伸等新たに生まれる活力ある資産があります。これら資産を有効に活用することで、都市としての魅力を更に高めることが出来ると考えます。文化、スポーツ、観光を確かなブランドとして確立し、経済的・社会的発展に繋げ、全国から、世界から集まる多くの人々に「誇れるまち」を目指す事を提案します。

確かな長野

「自ら創る新たな魅力」
近年長野市は、豊野町、戸隠村、鬼無里村、大岡村、信州新町、中条村との合併により、自然の豊かさを更に有した新たな都市となりました。この豊かさを行政的な枠組みで捉えるのではなく、新たな「資産」として捉え、「産業」「暮らし」の創造に活用することで、まちとしての魅力が増すと考えます。人口減少、少子高齢化、中山間地域の過疎化、中心市街地の空洞化、様々な課題に対して、私たち市民が主体となって、人に暖かく、心の豊かさを追求出来る長野の確かな「かたち」創りを提案します。

輝く長野

「地域性を活かした人づくり」
現在でも教育県と他地域の方々から認識される長野県。学問的な結果は陰を潜めているものの、勤勉で教育も変わらぬ特徴です。また健康長寿、それぞれの地域で受け継がれる伝統と文化、企業家精神を育む土壌など、人を大切にする文化が長野県には根付いていると考えます。そして我がまち長野には、オリンピック開催から市民に今も根付いている「ホスピタリティの精神」があります。私たちの中にあるこれら「心の資産」を、子どもも大人も含めた「人」の育成に繋げ、長野から全国へ、世界へ光輝く人材を輩出する、教育力溢れる都市にすることを提案します。

誇れる長野 「人と人とを結ぶ 文化・スポーツ・観光」

1.ユースオリンピック招致

「長野オリンピック冬季競技大会」「長野パラリンピック冬季競技大会」「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」の開催は、我がまち長野にとってスポーツが人と人とを結ぶ世界共通の素晴らしい文化の一つであることを実感させてくれた機会でした。また、これらの大会を通じて育まれた市民のボランティア精神や建設され現在も活用されている施設等、有形無形の財産をもたらしてくれた機会でもありました。私たちは、これら長野の最大とも言える特徴を活かし、14歳から18歳のアスリートを対象にし、文化・教育を重要な要素として開催される「(冬季)ユースオリンピック」を招致することを提案致します。現有施設の有効活用や観光面、経済的な効果は元より、これまでのオリンピック開催の経験を活かしたボランティア等の市民参加で効率的な大会運営を行うことで、世界から集まる方々に長野のホスピタリティを最大限にアピールする絶好の機会となり、「誇れる長野」に繋がると考えます。そして何より地域の子どもたちに、地元で開催されるオリンピックに出場するという大きな夢を与える事が出来ます。まちの活性化と青少年育成の両方に効果のある国際競技大会の誘致、開催を実現することで長野は希望と魅力に溢れる都市に一歩近づけるのではないでしょうか。

2.まちのシンボルを中心にした和

市民の心の故郷であり、全国的にも稀な宗教空間と門前町が調和された伽藍配置、全国から宗派を超えて人々が集まることで有名な長野のシンボル国宝「善光寺」。年間600万人の観光客が訪れる地域最大の観光名所ともなっています。しかし、中央通り周辺の商店街等の衰退、後町小学校の閉校に代表される地域の少子高齢化と居住者の減少、補助幹線道路や公園が少ないといった都市基盤の不十分さ等、中心市街地の衰退は目立ちます。善光寺を中心により大きな範囲でまちを捉えた戦略が必要です。そこで私たちは、善光寺から長野駅を結ぶ中央通り周辺の地域を、我がまち長野の育成の拠点としたいと考えます。地域に住む高齢者たちが指導者となり、学生や子育て中の親といった若い世代の視線でまちづくりを考え、多くの子どもたちが集まる事業、イベントを実施する。空き店舗を若い世代の能力、学力向上の場として、新しい産業・文化の発信基地として活用する。また既に周辺にある学校に加え、更に新たな学校を誘致して学生街としての要素を構築していく。善光寺の門前町としての要素を、若い世代の育成に活かすことで、善光寺を中心にして世代を超えた人の輪(和)が出来るまちづくりを提案致します。

3.観光まちづくり“エポック” プロジェクト

善光寺御開帳が開催される年でもある2015年、我がまち長野に長野駅善光寺口駅前広場の整備、中央通りの歩行者優先道路化、新市民会館の竣工、AC長野パルセイロのホームスタジアムとなる南長野運動公園総合球技場の改修完了、長野-金沢間の新幹線延伸が行われ、多くの大規模な「社会資産」が生まれます。また既に、美しい自然、善光寺、松代、戸隠、川中島といった全国でも知られた多くの観光地としての資産、長野冬季オリンピック開催で得たビッグハットやエムウェーブといった「社会資産」を有しています。ソフト面に目を向けてみると、プロスポーツが盛んになり、ウィンタースポーツの全国的、世界的な大会が数多く行われ、長野の中でもそれぞれの地域に根付いている伝統的な文化、芸術、歴史的な資産が数多く存在しています。我がまち長野には、溢れる程の魅力が点在しています。これらをしっかりとした線で結ぶことで、人々に真に「訪れたい」と思ってもらえるまちにしたい。2015年を起点として捉え、5年、10年かけて取り組んでいく中長期的で、そして現状それぞれで活動をしている行政、民間団体、企業、市民が一体となってまち全体を見直し、地域、分野を超えた人々で組織する観光まちづくり”エポック”プロジェクトの創設を提案致します。

確かな長野 「自ら創る新たな魅力」

1.働く環境を地域のコミュニティ創造へ

少子高齢化、生産年齢人口減少、過疎化、中心市街地の空洞化など地域の産業基盤を揺るがす課題に対して、我がまち長野が人々に「暮らしたい」都市として思ってもらうには、「働きたい」と思ってもらえる都市となる必要があります。行政や各企業は今後、健康、医療、エネルギー、サービス産業等今後成長が期待される分野の促進、また中山間地域の過疎化、食料問題も見据えて農業の振興に力を入れていくでしょう。
これらの産業が活性化していく為には、行政や企業の努力だけではなく、地域に住む人々の働く人材を定着させることへの努力が必要不可欠です。地域の若者がしっかりと地元に腰を据える、他の地域の人材が長野で働きたいと移住をしてくる、そのような流れを創ることが肝要です。行政と民間がしっかりと連携を取ることで働ける環境を整備し、大学、専門学校を中心に専門的な知識や技術の提供を受けることで国際的にも通用する産業を育成し、地域に住まう高齢者の方々と共に若者が働くことで、暮らしやすいコミュニティを形成していく、このような「働く環境」と「暮らす環境」で創る人的ネットワークの形成を図ります。

2.全ての人が「住みたい」まち

2015年新幹線は金沢まで延伸され、将来的には福井県を通り関西方面へ繋がり、長野はその中心の駅となります。また、道路地図を広げ、東北、関東、東海、近畿各地方を円で結ぶと、その中央に位置する長野。南信ではリニア新幹線が開通します。新幹線、高速道路の利用により、国内外から便利な場所に、長野は位置しているように見えないでしょうか。また現在松代地域を中心に次世代型路面電車(LRT)の構想が持ち上がっています。善光寺、ビックハット、エムウェーブ、オリンピックスタジアム等主要箇所が結ばれ、長野に訪れた人々を、住まう人々を環境に優しい路面電車が運んでくれる構想です。実現されるものも未確定なものもありますが、我がまち長野は、人々の移動手段に関しては素晴らしい「資産」や「構想」を有するまちだと考えます。次に必要なものは何でしょうか。訪れた人々が長い期間に渡って「滞在する」「住む」のに適したまちの創造です。高齢者や障害を持った方々に限ったバリアフリーのある暮らしづくりだけではなく、小さな子ども、ベビーカーを押す母親、私たち20代からの働く生産年齢世代、全ての人々が「住みたい」と思ってもらえる安心なグランド・デザインのまちづくりを提案致します。

輝く長野 「地域性を生かした人づくり」

1.家庭、学校、地域が子どもと共に心を育てる教育の実践

子どもたち一人ひとりが、学力、体力、人間性等を身に付け、自らの人生を切り拓き、社会に貢献できる人材として育つことの出来る環境を創りましょう。少子高齢化の現代で、地域の未来を担う子どもたちの育成、教育は、まちづくりにとって最も重要な要素の一つです。学力低下、学校間の競争の激化、教師による違法行為、親からの虐待、インターネットトラブル等、地域の子どもたちを取り巻く問題には切りがありません。近年、家庭・学校・地域の三位一体教育と称して、学校教育のみに依存せず、地域の人々が先生となり、仕事や得意分野等を通じて、子どもたちに体感と学ぶ場を与える活動が図られてきました。この三位一体教育の根本には、子どもたちと大人が共に育つという「共育」の理念があります。今後の青少年育成にとって必要なものを考えた時、子どもたちに学ぶ場を提供すると共に、地域の子どもたちの育成に責任ある大人となるべく、これまで以上に大人にも学ぶ場を提供することが重要です。我がまち長野には、ホスピタリティの精神、ボランティア精神、思いやりの精神、多くの「心の資産」が存在します。この「心の資産」を伝えることで、子どもにも、大人にも、どの世代にも通じる共育の場を提供することが可能であると考えます。

2.教育県長野の再生

長野県が教育県と今でも呼ばれるのは、学習意欲の高い県民性にあると考えます。我がまち長野には、数多くの大学、専門学校、小中高等学校が存在します。ここには多くの学生が、海外からの留学生が、そして教師、指導者がいます。そして、技術革新、高度情報化、国際化した社会に対応する為、大人になっても仕事をしながら学び続けている人が多くいます。この教育や学習に対する環境をより整備すると共に、新たな学習の場を創設することを提案致します。全ての世代に充実した学習の場を用意し、多様な分野で活躍する、まちを支える人材が多く輩出される教育環境を成熟させる事で、「教育県長野」再生への道を切り拓きます。

3.笑顔で育む国際都市NAGANO

私たち長野青年会議所は、2009年開催のJCI-ASPAC長野大会を主管した際、我がまち長野が手本となりOMOIYARI(思いやり)とホスピタリティを発信することで世界平和に貢献するべく、各国から参加される方々に、共に笑顔になることの素晴らしさと、人と人、国と国の調和の大切さを強く発信致しました。現在我がまち長野には、約3500人の外国人の方々が暮らしています。また毎年3万人以上の外国人観光客が長野を訪れます。オリンピック開催以降国際都市と呼ばれる様になったNAGANOを、訪れる外国人の方々にもっと好きになってもらいたい。我々市民が持つ「心の資産」を伝えることで、共に笑い、調和を育むことの出来る真の国際都市を目指したいと考えます。その第一歩として、国や地域の枠を超えて、団体や組織の枠を越えて、人と人とが真に笑顔で調和する交流の機会を設けることを提案致します。

4.郷土愛の醸成と市民としてのアイデンティティの確立

私たち長野県人には、「信濃の国」という県歌があります。メディア等で珍しい県民性として度々取り上げられますが、長野県人のほとんどの方がこの県歌を歌うことが出来ます。長野JCは、この「信濃の国」の英語版の作成を行う事で、郷土愛の大切さとアイデンティティの確立を我がまちに訴えてまいりました。これからもこの「信濃の国」を一人でも多くの人々と共に歌い繋いでいき、長野県人のアイデンティティとして後世に伝えていきたいと考えます。また、我がまち長野には他にも貴重な文化や伝統があります。それらを一人でも多くの人々で共有し、改めて市民としてのアイデンティティを確認することで、郷土愛の醸成を図りたいと考えます。郷土を愛し、国を愛し、家族を愛し、人を敬う心を持った市民が住む、世界に誇れる日本で最も光溢れるまちを目指します。

~LOMビジョン~

ヤングブルーの精神を伝承し、 まちの未来を創る、責任感に溢れたリーダーの集団であろう

 長野JCには、「ヤングブルー」と言われる過去から伝承され続けてきた、まちづくりのリーダーとして、メンバー一人ひとりが心に秘める精神があります。「ヤングブルー」とは、長野JCが輩出した1972年度日本JC会頭の故小野正孝先輩が、青年会議所運動を表す言葉として、日本中の青年会議所会員に向けて発信したもので、私たち長野JCの会員に根付いている心の色であり、長野JCの運動の代名詞ともなっている言葉です。時代が、人が、まちづくりの取り組み方が変わっても、この「青」を深く、濃く、まちの未来を創る次の世代に引き継いていかなければなりません。「ヤングブルー」の精神を伝承し、継続して創られる新たなる力で「長野」の未来を創る、責任感に溢れたリーダーの集団でこれからもあり続けます。
 これまでの60年、先輩方は様々な問題と正面から向き合い、決して平坦ではない道のりを歩み続け、多くの功績を長野に、LOMに残されてこられました。これからの長野JCの歩みも、少子高齢化、人口減少など様々なわがまち長野を取り巻く環境、変化を鑑みると、今まで以上の険しい道のりとなるかもしれません。
 私たちは、経済活動を基盤とする青年経済人の集団です。本業と両立させながらも、率先して行動し、変革を創造し、能動的に活動出来る機会を提供する唯一無二の集団です。愛するわがまち長野を広く見渡し、JCの存在感を広く市民に示し、仲間との絆を深めながら、率先して歩みを続けることが重要です。
 60周年を迎える2013年度を現役メンバーとして迎える貴重な機会を得た私たちは、先輩方が築き上げてこられた伝統をしっかりと受け継ぐ為に、私たち一人ひとりが責任あるまちづくりのリーダーとして、そして集団として確固たる自覚を持って行う運動を次世代へ引き継ぐ為、「LOMビジョン」を構築しました。

1.組織づくり「まちと人を創る存在感溢れるJC」

私たちには多くの仲間がいます。ここ10年、常に200名を優に超える会員数を誇る大きなLOMです。長野市で開催された3つのオリンピックをはじめ、長野びんずる、長野灯明まつり、2009JCI-ASPAC長野大会等多くの事業を開催する過程で、会員同士が支え合いながら、行政、市民、他団体と協働することで、人と人とが結ばれ、絆を構築しながら運動の軌跡を残して来たのです。
長野JCは公益社団法人格を取得し、これまで以上に対外的に責任ある組織として活動をしなければなりません。新しい制度に合せて作られた定款・細則を順守しながら、まちのニーズを的確に捉えた事業を実施する必要があります。しかし、長野JCの運動は何も変わりません。これからもまちづくりの先駆者の集団として、その時代に合せた効率的な組織運営を行い、多くの市民、団体を巻き込みながら、運動を展開してまいります。
私たち長野JCは運動を通じて、仲間を増やし、絆を深め、共に成長しながら、まちにビジョン・夢を提示し実現する、まちと人を創る存在感溢れる組織を目指します。

2.ひとづくり「地域、日本、そして世界で活躍する責任感溢れるリーダー」

JC運動を支えているのは、人です。メンバーは、厳しい経済環境の中で仕事との両立を図りながら、時には家庭との両立を図りながら、活動を続けています。毎年多くの新しいメンバーが入会する中で、誰もがJCと自分との関わり方を真剣に考えながら、活動を続けています。
JC運動に「ひとづくり」は欠かせません。LOMでの活動は、自分が住む地域の課題を捉え、解決に向けた活動に取り組むことで、自らを成長させる機会を与えてくれます。出向では、日本JC、JCIといった異なるステージに立つことで、様々な刺激を受け、視野を広めることで、自らの可能性を引き出す機会を与えてくれます。また経験をLOMに還元することで、仲間の、LOMの活動の幅を広げてくれます。長野JCを卒業された先輩方には、得た経験を活かして地域、日本、世界で活躍するリーダーが数多くいらっしゃいます。長野JCは、これからも優秀なリーダーを育成する団体であり続けます。団体の運動展開には常にメンバー一人ひとりの成長を念頭に置き、個人の活動には自身の周りにいる人々を成長させることを常に念頭に置く、互いに育成を図ることで次世代の責任感溢れるリーダーをこれからも輩出してまいります。

3.かたちづくり「未来を見据えながら現在を捉える、伝承すべき運動」

私たち長野JCは、これまでに数多くの全国的、国際的な事業や大会を開催してきました。我がまち長野の魅力を広く発信する為、そしてオリンピックを開催した日本の中の国際都市としての役割を担う為です。また開催を通じ、行政や他団体と協力した活動を行うことでJC運動の幅を広げてまいりました。今後の10年を見据えた時、私たちが取り組むべき課題に対して、見据える未来ビジョンに対して、更に幅広い活動が求められます。これからも私たち長野JCは、まちづくりのリーダーの集団として、その時代にまちが求めるニーズを的確に捉え、検証し、多くの人々と共に未来を語りながら、地域に根ざした運動を構築致します。また、単年度制というJCの制度の中で、どんな事業であっても次に伝承することを念頭において、一年の中で確かな功績を残しつつ、地域に理解される運動を展開してまいります。