長野青年会議所
長野青年会議所(以下長野JC)は1953年(昭和28年)7月22日に創立し、当初25名でスタートしました。
以来70年間、JC運動の基本となる三つの信条「奉仕・修練・友情」のもと、地元に根ざした運動を行ってまいりました。長野JCの行なってきた運動は「長野電鉄地中化」の提言や、「長野びんずる」や「長野灯明まつり」の立上げ・運 営補助など長野市の商工業、観光中心とする発展に積極的に関わり、そしてさらに「まちづくり」「ひとづくり」「環境」「福祉」「国際交流」「青少年育成」など多岐にわたる分野で運動を続けています。
我々の描く未来ビジョン
私たち長野青年会議所は2023年に創立70周年を迎え、 新型コロナウイルス感染症( COVID-19の影響によって時代も大きな転換期を迎えました。今日に至るまで青年会議所運動を続けることができたのは、他ならぬ先達の想いと情熱と行動の積み重ねであり、そしていつの時代においても 運動の根源にあるのは「明るい豊かな社会の実現」を目指すための明確なビジョンです。
我々の組織運営は単年度制であるため 不連続の連続と言われ ており、一般社会と比べ運営が難しい組織ではありますが、10年後のまちが、ひとが、組織が、どのような輝かしいものになっていて欲しいのか、常に理想を掲げ 、理想の現実に向け力強く 青年会議所運動を推進しなければなりません 。 しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )の流行により、今までの常識が大きく変わる時代へと移り替わりました。
混沌を極める現代だからこそ、今まで推進してきた青年会議所運動も、今後、10年後の未来に向けて残さなければならないものはしっかりと継承しつつ、変えていかなければならないものを慎重に選定し、新たな運動、組織へと変わっていかなければなりません。
そこで、10年後のビジョンを掲げる際、目の前の課題を一つ一つクリアしていくための道筋を立てるのではなく、若者らしい大胆な発想で輝かしい未来を描くことが必要であり、そのためには全メンバーが一丸となって考え、このまちの目指すべき姿を共に描く必要があります。